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ハリモグラ

ハリモグラ

地球で、かものはしと並んでわずか二種類しか存在しない哺乳類単孔目のハリモグラをちょっとだけ捕まえました。動物探検ツアーなんかやっていると時々出会う。足は遅いので逃走を諦めたハリモグラが丸まって身を守ってる。アスファルトでなければ、地面に沈み込み防御する。いつもながら、不思議な動物だ。

ハリモグラ

一応、かものはし同様後ろ足に蹴爪という武器があるんだけどハリモグラの場合退化していて実用ではない。そのかわり守備力が高い。トゲは、ハリネズミのように簡単に抜けてしまうものではなくかなりの強度がある。

哺乳類は三つのグループに分けられる。

1.妊娠能力を持たず、卵で生む単項目が最初に三畳紀に出現(現存するのはかものはしとハリモグラ2種のみ)

2.簡単な妊娠能力を持ち、お腹の袋(育児嚢)で育て直す有袋類が白亜紀に出現(カンガルーやポッサムなど)現存は300種程。

3.お腹の袋(育児嚢)が不要で、体内で十分な大きさにまで育てから出産する真獣類(有胎盤類)が白亜紀に出現(ヒト、ネコ、ライオン等現在の哺乳類のほとんど)約4500種

今まではこう考えられてたけど中国で一億二千万年も前の地層から有胎盤類の化石が発見され有胎盤類の紀元が一気に数千万年も繰り上がる事になる。

まぁ順番や時代はいいとして、この1−3に分かれる哺乳類すべてを擁するのはオーストラリアとパプアニューギニアだけだ。言い換えると、"生き残っている"のは世界中でオーストラリアとパプアニューギニアだけだ。私が良く言う事に「オーストラリアに来たら、普段動物に興味ない人も動物を見に行かないともったいないよ」というのはこういう所からも来ている。

2007年7月 4日 17:24| | コメント (10)| ↑このページの一番上へ戻る|ホームへ戻る|

このページは「ケアンズEye!」の記事のひとつです。他にも約1500のページがあるのでサイト内検索で関連記事が多分ざくざく見つかります

コメント

教えてください。
よく考えるとわからなくなってきました。
>1−3に分かれる哺乳類すべてを擁するのはオーストラリアとパプアニューギニアだけ
ということですが、オーストラリアの中で進化(かな?)していった3の真獣類っていませんよね?

今いる真獣類って何千年かまえにアボリジニか東南アジアの人に連れてこられたというディンゴ以外には・・あとイギリスから入植してきた人たちが連れてきたラクダとか猫とか犬とか牛とかですよね。

あ。。そういえばコウモリ。。
あれって哺乳類でしたっけ。
フクロコウモリなんてのはいませんよね。じゃああれはオーストラリアにいる真獣類?
東南アジアから渡ってきたんでしょうか??

そうそう。コウモリやジュゴン、げっ歯類(マウスやラット)の一部は固有です。学術的にはディンゴは外来種になります。キツネやウサギ、ブタも。

え~~~!!げっ歯類??
マウスやラットも全部フクロがあるのかと思ってました!!
じゃあ、バンディクートのお腹にフクロはないんですか?
それじゃあ、そのげっ歯類たちはどこから・・?
なにかにくっついオーストラリアまで渡ってきたんでしょうか?
まさかオーストラリア大陸がパンゲア(だったっけ?)から別れる前にもう存在してた?

コウモリはあとでどこかから渡ってきたんでしょうか?でもそんなに長距離飛べるんでしょうか?
では、では、、類等進化したのでしょうか??

おもしろいですねー。オーストラリアの動物って!!

それにしてもハリモグラ見てみたーい!!ケアンズ近辺にもいるんですか?

>マウスやラットも全部フクロがあるのかと

あるやつもいればないやつもいますよ。バンディクートは有袋類です。

パンゲア大陸が形成されていたのは2億5000万年前とかそういう単位になるので、さすがに哺乳類は存在していないはず。でも、当時熱帯だった南極大陸とオーストラリア大陸が切り離されたころには既にコウモリは生息していた可能性が高いです。また、コウモリの少なからずのグループは渡りをします。ねずみは恐竜時代から地球にいます。真獣類は、最近の生き物のように感じますが有袋類と真獣類は同時期に地球に出現したという意見が強いのです。(有袋類は北アメリカで、真獣類はヨーロッパで)

げっ歯目とコウモリ(翼手目)は凄いグループで現在の哺乳類種の約4分の3を占めるんです。コウモリは北極から熱帯まで分布し、地球ではヒトに次いで広範囲に分布した生き物ともいえます。

はぁ。久しぶりにまじめな事を書いた。

ハリモグラはケアンズでもみられますよ。
市内では見た事はありませんがマリーバやヤンガバラでときどき見かけます。ちゃんと探したらもっといるのかもしれないです。

バンディクートは袋のある方なんですね。
似たような形(マウスやラットみたいな)をしていて、片方は真獣類、片方は有袋類、両方共存してるのも不思議ですね。どちらかが淘汰されそう・・。

有袋類は北アメリカで生まれたのにあっちでは残らなかったんですね。

コウモリがそんなに古くからいて種類も多いとは・・そういえばコウモリをオーストラリアまで追っかけて猫ちゃんと一緒にキャンピングカーで回っている方がいらっしゃいましたっけ・・。

どうやって有袋類がオーストラリアで残っていったのか、どうしてコウモリやげっ歯類がいるのか・・不思議ですねー。

有袋類は、今でも南北アメリカにいますよ。種類はそう多くないですけどね。

>コウモリをオーストラリアまで追っかけて猫ちゃんと一緒にキャンピングカーで回っている方

大沢先生ですね。動物好きには羨ましい、夢のような旅です。帰国されてしまって寂しい限りです。ケープトリブにバットハウスというところがありますが、専門の保護施設、保護団体など結構コウモリファンもいるんですよね。カエルもそうだ。

>有袋類は、今でも南北アメリカにいますよ。
えー、知らなかった!有袋類=オーストラリアのみに生息と思い込んでいました。(ん??んじゃ、ニュージーランドは??あー、また混乱してきた。)

そういえば・・possumで辞書を引くとアメリカの動物って出てきて??と思ったんでした。possumはアメリカにもいるんですね。

そうそう、大沢さんご夫妻・・もう帰国されたんですね。ケアンズから・・?
時々HP見せていただいてました。(どちらかというとチョコロファンかも・・。)
よく1年間キャンピングカーにくっついていましたよね。ウチの猫ならすぐに飛び出してしまいそう・・。

ニュージーにもポッサムがいまーす!増えすぎてキウイの生態を圧迫し問題になってます。ニュージーランドの固有の真獣類はコウモリだけなんですよ。

大沢先生はシドニーinのケアンズoutでしたよ。チョコロは天国へ召されてしまったときは悲しかったですね…。

えっ?チョコロは一緒じゃなかったの?
3月に・・。
もう少しで日本に帰れたのに・・行きは一緒だったのに帰りにいないなんてつらいでしょうね。。。

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